末期

久し振りの更新だ。5月の連休から忙しく滞っていた。親が交通事故に遭って生死の境だったためかもしれないし、個人的に更新する気にならなかっただけかもしれない。
週末は関東-関西間を移動する。新幹線にも乗りなれたが、車中を見渡すと変な世界だ。はじめは喫煙者にのっていたが、最近は禁煙車に乗り、比較的きれいな空気に身を置くこととしている。
7月は最後の月だ。今年の占いは大吉。転機の年らしい。そうなるのだろうかとも思うが、転機を得ようと進めば、別にそうする必要もないのではないかとも思う。避けたくても転機はやって来る気もし、事実そうなっている。
1月から3月は病欠。4月から復帰したもののあっというまに6月が終ろうとしている。加速度的にさまざまなことが起こるので、疲れているのかそうでないのかわからない。いずれにせよ地に足がついていない気がする。「末期」だ。そうだ、「末期」だ!という気がした。
そもそも、いつ終りがくるのかわからないのだから、毎年年始に遺書を更新するべきなのかもしれない。遺書なんて書いたこと無いのだけど。
良く考えれば周りに迷惑を掛けすぎている。自分勝手な奴が世の中には多い!と思っていたが実のところ、自分がその最たるものなのかもしれない。いや、ほぼ確定的だ。
別に希望がない。生まれ故郷の綺麗な空気を吸うと、都会の下水に似た雨水をかぶりながら通勤する自分が不潔でならない。CMでほぼ6週間で体の中の水は入れ替わるなんて、信憑性が問われることを言っていたが、そうだとすると自分はドロドロの粘着質の泥水で構成されている。

殯の森 [DVD]

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生まれ故郷が舞台になった映画。完璧。
ただ、商業的な成功は無いだろうと思う。