別離
今まで別れを繰り返してきた。最近はこれが増えてきた。
先日会社を辞める友人と会って飲みにいった。プライベートで会うほども親しいわけではない。それなのにお互いに同じ程度の友人4人が集まった。話は過干渉な話題を避けつつも何か共通した雰囲気を互いに感じることとなった。うち、1人は来月結婚するそうだ。本当に喜ばしいことだが、今月来月上旬ぐらいには一人暮らしのアパートを引き払ってマンションに引っ越すそうだ。
転機だ、ターニングポイントだとは言い合うものの、何か寂しい気もする。別れ以上の出会いがある保障は無く、ただ河に流される葉っぱのようなものだと感じた。
精神的な別離も存在する。実際に人と別れるものではないが、別離を自覚することだ。例えば遠く離れた両親にあった場合、賛同できない考え方に寂しさを感じたりする。周りの親しい人とは完全にずれてしまっていることを認識するにあたり、その人に強く言うでもなく、ただただ残念に思うのだ。
別離は、やがてまたやってくる。そして最後には自分自身とも別れなくてはならない。
H18年4月に始まった障害者自立支援法について書かれたもの。図入りで解説がある一方で、課題として筆者の意見が「効果的に」書かれている。
- 作者: 坂本洋一
- 出版社/メーカー: 中央法規出版
- 発売日: 2008/05
- メディア: 単行本
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福祉政策は、障害の内容により区分されていたものが、利用者がサービスを選択(1月ごと)する支援費制度(H15)となり、さらに1日あたりにサービスを選択でき、身体・精神・知的障害について垣根を取り外した障害者自立支援法となった。この歴史的背景は非常に複雑で本書では詳しく書かれていないが自立支援法については一通り理解できるようになっている。
障害者自立支援法については応能負担や障害程度区分の導入など、これまでの施策と抜本的に異なるものとなっている。施行後に様々な経過措置(特別対策・激変緩和措置などを含む)がなされたが、今後も目が離せないものだ。統計の本*1は幾つか紹介したが、本書はそれらに比べ少し難しい。群馬大学の中澤氏によるものだ。Rは統計ソフトS-plusの流れを汲み、オープンソースとして無償配布されている。個人的にはこれに魅力を感じつつ、実践できればと思い興味をもった。著者は本書を大学講義に使われていたのだというから、学生の方々は大変だったと思う。少し詳しい説明が無いところがあり、読者が自ら調べなければならない。個人的には補完する部分*2の方が多く、なかなか読み終えられなかった。Rによる統計解析の基礎 (Computer in Education and Research)
- 作者: 中澤港
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2003/10
- メディア: 単行本
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*1:http://www.sci.kagoshima-u.ac.jp/~ebsa/index.html⇒少し古い書籍が多いが電子データとして無料ダウンロードできる。
*2:Rのマニュアル(東京学芸大学)http://buran.u-gakugei.ac.jp/~mori/LEARN/R/