コンビニ

自宅から最寄のコンビニが店を閉めた。いつも良く使っていたのだが会社帰りに横を通ると、いつもと違う光景だった。コンビニは外から中が良く見える作りだ。半分ほど灯りを点けた店内でレジ前に立つ店員が目に入った。たしかに先週から品揃えが薄くなっていた。入り口のガラスドアには閉店の知らせが貼り付けられていた。不景気のせいか、立地が悪く客足が伸びなかったのか。5年ほど付き合った店が無くなることに、そろそろ自身も住処を変えてはどうかと思い始めた。

プロフェッショナル原論 (ちくま新書)

プロフェッショナル原論 (ちくま新書)

読む人に依って、賛否が分かれるだろう。そんな作品。プロフェッショナルとはこういうものだという筆者の理念が断定調でかかれたもの。信念に近いもので、強烈な文章だ。一方で、非常に読みやすい。文章にリズムがあり、「超速」で読める。賛否については、個人的には賛成の内容だ。ただ、「プロフェッショナルは営業をしない」とされると、世の中でなりたつのかどうか疑問だ。それでいて、ヒポクラテスの話を基に読者を納得させる論法はすばらしい。筆者はマッキンゼー&Coの出身だが、個人的にも元マッキンゼー&COの人に会ったことがある。信念が前面に出て、話が異常にわかりやすいのは共通している。本当は法人という集団で、個人を評価することはナンセンスだと思いながらも。推奨。