雨と道後公園
また松山に行った。12/30に砥部焼きで有名な砥部動物園にいったのだが休みだったため道後公園に行った。湯築(ゆずき)城址であり、以前の武家屋敷が一部復元されている。付いたころには雨が激しくふってきた。武家屋敷で雨宿りとおもったのだけど、中には入れなかった。散々であったが大通りに目をやると石畳に路面電車の線路が濡れて一層映え、寒さを芯から感じた。道後公園ははじめてだった。
橋口監督の「ハッシュ」はかなり面白かったが、本作は全く話の内容は違うもののすばらしい内容だった。寺島進はすごい俳優だ。コミカルな部分も良い。推奨。
- 出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(D)
- 発売日: 2009/02/25
- メディア: DVD
- 購入: 6人 クリック: 147回
- この商品を含むブログ (302件) を見る
若くして水死した兄をもつ、夫に先立たれた女性と一緒になった弟。あまり無いかもしれないが、実際には在るのであろう設定のなかで自然体で描かれる作品。これも傑作。推奨。
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2009/01/23
- メディア: DVD
- 購入: 2人 クリック: 118回
- この商品を含むブログ (193件) を見る
介護予防は高齢者が立てた目標を実現すべくそれを支援するものだということ。本書では後半で介護のみならず医療における予防についても自論が展開される。面白いところは2点だ。第1に、煙草や食生活の偏りなど生活習慣が悪ければ確かに寿命は縮まるがそれは健康な人に比べて1年程度だということ。もっとも大きな違いは医療費がかかる(体のメンテナンスにお金がかかる)ということ。第2に個人が立てた目標を実現するためには個人別の予防プログラムが必要であること、また目標自体も千差万別であることからその設定は難しく、このようなことを実施する気になる人は稀であり、理想論の域を出ていないといこと。根拠に基づき説明があるが、その終着点は実現することが難しいもの。こうしたい像は明確にあれど、そこにたどり着けない。本書の内容と相反する結びであることにその問題の重さを感じる。筆者の投げかけだろうか。高齢者福祉関係の方に推奨。
- 作者: 辻一郎
- 出版社/メーカー: 社会保険研究所
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る