続・集団療法

自分自身何に病んでいるのかを確認することが集団療法への参加だ。参加することにより、他の患者さんとのふれ合いから自分の症状は比較的軽い気がしている。ただ、最近読んだ『医療・福祉の経済システム』では、QOLの説明で「一億総障害者」と言う言葉が出てくる。もちろん障害には生活機能障害もあれば精神障害もある。その重度(重篤度)は人により様々であり、自分自身もこの中にふくまれるのだと考える。糖尿病のように不治であり、今後死ぬまで付き合って行くものだと考えると、晴れ晴れとした気分になった。*1

*1:これは治癒を目指すタイプのものもあれば、治癒自体が目標で無いものもある。前者は傷病などの急性期疾患であり、後者には慢性的なもの、先天的なもの、環境的なものがある気がする。寧ろ後者の方を抱えている人が多いのではないかとも思う。本文中の一億総障害者は後者に属する人々のことであり、一般に連想される「政府が認定する障害者」に限ったものではない。

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