acme/jon spencer brues explosion

このバンドjsbeはナカナカ取っ付き難い。どうしてか。前身のバンドがpussy galoreだと言えばわかってもらえるだろうか。bruesを期待して聴いて、怒りが抑えきれない人も多いはず。自分も紛れもなくその部類だった。前に何を聞いたのかは分からなかったが、レンタルでcdを聴いたのだった。それが、今回は何とcdを購入してしまった。怖いもの見たさ?そのartに共感を持てたからか?確かに唯一無二の音楽性である。commerce的にはかなりギリギリだ。
さて内容はかなりお勧めできる。もともとbruesは拒否反応が少なく*1、聴きやすかった。確かにバンドらしさは少なく、いつもの「爆発」を期待すると、少し面食らうが。少しずつ慣れてゆくしかないのだ。この手の音楽はなかなか受け容れるのに時間がかかる。ただ、聴く意味はある。ニュートラルにギヤを入れてから聴く。良いlistenerで居たいと思うのは、可笑しいことか。

ACME

ACME

*1:と言ってもコテコテは厳しい。