スリランカ北部の都市Mutturからの逃避行

スリランカにおける一連の戦闘の舞台となった北部の都市Mutturから、避難民は3日間歩き続けて35KmはなれたキャンプKantaleに集まっている。恐ろしい戦火のなか、老若男女を問わず、徒歩での逃避行は想像を絶するものである。
北部の都市Mutturは2004年に津波により被害を受けた。避難民の多くはこの津波による生存者だ。わずか2年のうちに今度は内戦と、自然の猛威と人的闘争の両方に攻められている。


キャンプKantaleへの道の周りの木はスリランカ軍によりセキュリティのため焼き払われた。
自然と人間の対峙を別の側面から問いかける。
この写真はアルジャジーラのカメラマンJody Sabralによるもの。
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