後輩

後輩と6年ぶりぐらいに偶然あった。はじめは見た事のある顔だなー、と思っていた。ただ、そうでは無いかもしれないとも思った。すると、「○○さん」と彼が声をかけてきた。いや、ほんとびっくりした。
こちらから声をかけなかったのは、再会のロケーションのためだ。具体的には、吉野家で晩御飯をほおばっているときに、持ち帰りレジの前でまっている後輩と出会ってしまったのだ。気づいたが、顔が上げ辛く、声がかかるのをまっていたのだ。自分はひどい奴だと久し振りに思った。さらに困ったことに、後輩は、彼女(奥さん?)連れだった。これほどバツが悪かったのは久し振りだ。
ただ、別れたあとは、後輩の元気な姿が嬉しかった。やはり後輩が元気で遣っている姿を観るのは嬉しい。
気づくと肉皿に子蝿が落下していた。