パキスタン大使館関係車両が爆破(コロンボ)

スリランカコロンボで、LTTE*1により、パキスタン大使館関係車両が爆破された。これにより7名が死亡した。
場所は、スリランカ大統領公邸から1マイル以内の場所だ。これは、孤児院をスリランカ空軍が爆撃し、15歳から18歳の女児学生61名が殺害され、155名が負傷してから数時間後のことだ。
スリランカ陸軍によると、LTTEパキスタン大使を狙ったものであったと思われるが、これには失敗し、結果、バックアップの車両を爆破したとの見方を示した。
そもそも、なぜパキスタン大使館が狙われるのか。これには、スリランカ政府の後ろにパキスタン政府がいるとされるからだ。事実、スリランカ陸軍のハードウェアはパキスタン政府の援助によるものだ。
LTTEは市民の居る街中よりスリランカ政府軍が撤退しない限り、さらに南部のシンハラ人の拠点地域へ戦線を拡大するとしている。
2000年の停戦協定から、もっとも緊迫した状況を迎えている。特に孤児院の爆撃による被害は甚大だ。
レバノンに対する国連決議による停戦協定はイスラエルおよびレバノンのシーラ派組織ヒズボラにより受け容れられたとのことだ。スリランカの内戦についても同様の決議を緊急に要する。
繰り返すようだが、スリランカでは、最近の20年で、既に65,000人以上が殺害されている。

Dozens killed in Sri Lanka blast
http://today.reuters.com/news/articlenews.aspx?type=topNews&storyID=2006-08-14T135904Z_01_COL232155_RTRUKOC_0_US-SRILANKA.xml&pageNumber=0&imageid=&cap=&sz=13&WTModLoc=NewsArt-C1-ArticlePage2

*1:The Liberation Tigers of Tamil Eelam