川村記念美術館

川村記念美術館へ行ったことがある。確か2004年9月20日のことだ。特別展『ロバート・ライマン 至福の絵画』が開催されていた。 川村記念美術館を知るキッカケになったのはNHKの『日曜美術館』という番組だ。場所は、千葉県佐倉市にあり、地元から車で2時間の所だ。国道14号、県道69号→県道66号→県道51号→県道22号との順で下道をゆるりと走り、目的地に到達する。

美術館の場所とその周り

この美術館は千葉県内でも有名な美術館だ。この美術館は、公営ではなく、大日本インキ株式会社の建てた美術館だ。川村という名前は、大日本インキの方らしいことが美術館に入口のの展示でわかる(写真が掛かっているだけだが)。


空気は勿論澄んでいる。。

美術館の周りは、都市部とはいえないのどかな地域だ。かなり人が少ないことを期待して行ったのだが、予想どおりだった。車で正門をくぐると、専用の駐車場まで、500mぐらい走る。広大な敷地無いにあり、公園の真ん中に美術館がある。チケット売り場から、美術館の建家まで少し歩くほどだ。

美術館建屋

美術館自体もかなり変わった建築物で、牧場のサイロのようだ。また、入り口ロビーなどは天井が高く、また、中庭も整備されており、居心地が良い。順路は、常設展→特別展と辿る形式になっていた。


美術館自体もかなり変わった建築物で、牧場のサイロのようだ。

常設展

常設展では、『名画』といわれるものを拝見できる。具体的には、レンブラントルノワールピカソシャガール尾形光琳などだ。川村氏が収集したかどうかはわからないが、よくもまあ、こんなに集めたものだと感心した。一堂にこれだけのものを短時間で鑑賞できるという観点でも、是非ともいってみる価値はある。

特別展

さらに、特別展に進む。ここでは、白がテーマらしく、数々の素材を用いた白の絵画を観ることができた。 素人からすれば、素材と白の関係を見る程度なのだが。どこにもないと思っていた絵画の表札が、フローリングの足元に白抜きで記載してあることに、鑑賞を終える辺りで気付いた。文字の大きさはタテ横2センチ程度。これ以降立ち入らないで下さいの旨が併記されたものまであった。

最後に

展示室を出ると始めのロビーに行き着くようになっていた。
美術館への交通は、車のほかに、JR佐倉駅京成電鉄佐倉駅から、送迎バスが頻繁に出ている。