かぼそい線

最近は年末ということもあり一年を振り帰る機会が多い。頭を緩めて今年何をしたか考える。次は2008年ということもあり、どんどん年が過ぎ歳を増す。根本は変わらないのに月日が過ぎてゆく。今より希望があった時代から希望が少なくなり、かぼそい線のようになって行くのではないかと危機感を覚える。

Piano Works (Clam)

Piano Works (Clam)

手元にあるのはこの作品とは違って、1CDに収められた作品だ。紹介するにも現在は販売されていない。良く聴く。特に好きなのは「月の光」。人間の考えられる域の限界に近いのではと思える作品。
SWEET SIXTEEN [DVD]

SWEET SIXTEEN [DVD]

残酷な現実に向き合う16歳。ケンローチ監督作品。映画ってこれでなければと思える程重い。家族の破綻と目の当りにしつつ救い様のない現実を淡々と観ることになる。リアルな話を、確りとした手腕で作品化したというところか。今年見た作品の中では5本の指に入る傑作。