利根川にかかる橋

久しぶりに茨城に行った。友人の新居を見に行った。帰りは国道6号を南下し友人を守屋でおろしてからまた国道6号を南下した。取手-柏間は利根川にかかる大きな橋を渡る。午前12時過ぎに橋を渡ったのだが、取手方面からながめると片道2車線の橋は車がまばら。オレンジの街頭に両脇から照らされ薄くもやのかかっていた。川は暗く見えないため、薄明るくオレンジに照らされた長く直線に見える橋は、昼間の混雑に比べて不思議と静かだった。
この橋は戦後ヤミ米の運搬を取り締まる目的で検問所があったときいたことがある。首都圏と結ぶ大動脈であり歴史のある橋だ。そういえば自分も何年も前に家財道具を車に詰めこんで強風の荒れるこの橋を南下したことを思い出した。就職のための引越しだったのだが、個人的にも思い入れの在る橋だ。
国道6号は水戸街道と呼ばれる。地元の人には六国*1と呼ばれ親しまれている。自分も例外ではない。

*1:"ろっこく"と発音