2006-01-16から1日間の記事一覧

ロードムービー的なスタンスで観せない、つげ作品の奇怪な解釈

映画「蒸発旅日記」を観た。つげ義春は大変好きなので期待したが、冒頭から良くあるつげ義春解釈による映像が展開され、面食らった。しかし、観るに従い飽きさせない内容であることに気づく。結局、最後まで観てしまった。映画化は難しいと思えるこの作品を…

親の責任は何か。

映画「is A」を観た。Aとは犯罪を犯した少年のことを指す。 少年を取り巻く家庭環境や、犯罪の被害者、警察など、様々な関係者が出てくる。それぞれの思いが錯綜する一方で、少年の暴走は止まない。非常に重い内容で、ハリウッド映画では考えられない終り方…